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イキ狂う敏腕社長秘書
第5章 【妖艶にして耽溺】





身体を向けて弁解する。




「煽ってなんか……ただしたいって思っただけです」




「あの人が夢中になるのもわかるわ」




急に現実へと引き戻すのはズルいです。
シュン…としようとしたけどこの顔が煽っているのなら使わない手はないと思った。




「明里さんに従えてますか、私」




そう言うと明里さんは「こっちへおいで」と自分の膝上に座るよう促してきた。
え?え?と戸惑いながらも引き寄せられ膝の上に。




女性にこんなことしたのは勿論初めてで、背中を支えてくれる手は私をもっと近付ける。
見降ろすアングルも完璧なほど綺麗。




すると両手で胸を揉んできてどうリアクションしていいかわかんなくなった。




「会うたびに綺麗になってるけど、あの人以外に抱かれた?」




ブラウス越しに愛撫され乳首が勃つ。
それを見つけて抓まれ吐息が漏れる。




「はい……」




「何人?」




「……2人です」




「上出来だわ、ご褒美あげなきゃね」




首から引き寄せられてからの明里さんのキスは身体が痺れた。
私も自然と首に手が回る。




異性だとか同性だとかもうどうでもいい。
ただ目の前の人間に惹かれてるの。
本能的に欲しいと思える人。
まだ眠っていた欲望を余すことなく駆り立てられる。




ご褒美キスがこんなに激しくて熱くて蕩けちゃうものだったなんて。
嬉しい………明里さんがキスしてくれてるこの現状が興奮して堪らない。




髪を撫で掻き分けながら求めてくれるから濡れてしまいます。
糸を引いても、吸い込まれるような瞳が“まだ欲しいでしょ?”と煽ってくる。




ゆっくりとまたショーツの中に手が入ってきてクリトリスを刺激してきた。




「あ……ダメです、ドレス汚れちゃう」




「いいの、着替えればいいだけの事よ」




「そんな…ダメです、もうイってばっか…っ」




「またイキたくなってるでしょ」




「うぅ………嫌われたくない」




「バカね、もっとイかせたくなってる……ほら、こうすればすぐでしょ?」




手マンしてる親指で確実に攻めてくる。
片方の手では器用に前を開けてブラジャーから乳首を出すと熱いままの舌が這うの。
それだけでイっちゃう。










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