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イキ狂う敏腕社長秘書
第5章 【妖艶にして耽溺】





先にフェラチオで明里さんの愛液を舐めて落とした。




「そういうとこも含めて全部好きだよ」




「今だけ……私のマコさんで居てください」




自分で言ったセリフに堪らなくなって返事を待たずに唇を重ねた。
NOと言われるのが怖くて結構しつこいキス。
途中でクスクス笑われて「バカ、ずっと美雨の好きにしていいよ」とお返しのキスが返ってきた。




指を絡めて寝かせられる。
前戯に入る前に真っ直ぐ私を見てこんなセリフで私を惑わせるの。




「美雨……普通のセックスしよっか」




「え…?」




「男女がする……愛のあるセックス」




みるみるうちに涙が溢れてこめかみに流れ落ちていく。
手首の赤い跡にチュッと口づけしてくれて悩殺ウィンクとか胸がざわつく。




「好きだよ、美雨……本気になりなよ」




そこからの2人の時間はまるで夢のような流れだった。
「ごめん、もう1回良い?」と胸に射精された後再び挿入。
さっきまであんなに出していたのにマコさんは華奢だけど絶倫だ。




私も今日だけで何回イかされたかわかんない。
でもこんな優しくて激しくて…愛を感じるセックスされたら何度でも繋がってたいって思ってしまう。





「美雨……可愛い、止まらなくなるよ」




「マコさん……最後はまた中に出してください」




「うん……」




「マコさん…?」




少し悲しげな表情したのを見逃せなかった。



「今日、挿れただけで私だって気付いてくれて嬉しかった……今、少しだけパイプカットしてるのやめたくなった」




泣きそうなマコさんを見て思わず抱き締めてしまった。




「こんな気持ちになったの初めてだからちょっと戸惑ってる……ごめん、本当は出来るなら今……美雨を孕ませたいよ」




「マコさん……」




「そしたら美雨を独り占め出来るのに」




美しくて、悲しい笑顔。




「マコさんとの赤ちゃん…凄く可愛いだろうな、マコさん似の女の子なら絶対美人さんですね?あ、どっちもママ?」




「プハッ…!本当最高だね、美雨は」




「え…?もしかして冗談ですか?それはさすがに怒りますよ」




あ………ズルい、こんな時に本気のキス。
全部持っていかれるキス。












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