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イキ狂う敏腕社長秘書
第11章 【静かに狂い咲くように】
愛人ではなく恋人のように………
あるいは夫婦のように愛し合えてるよね、今だけは。
だってこんなに「キスして」と強請ってしまう。
応えてくれる舌が愛おしくて更に感情が昂ぶる。
伸ばした手が離れないで脚をついて自ら腰を振ってしまうの。
耐えれるか?じゃなくて耐えてみせて。
私からのピストンでイってよ。
「ハァハァ……中に出すよ」
勿論、避妊具の中に……だ。
まるで子づくりセックスをしている夫婦になりきってとのご希望だ。
愛人と遂に別宅まで用意して重婚生活を楽しみだした様子。
「此処に住めよ、美雨……生活費なら心配いらないから」
お互い果てた後に真剣な顔して話してくれる。
ずっと返事を渋る私に痺れを切らしてる。
いいね、その反応。
もっと悶々としててよ。
明里さんに此処がバレたら…って考えないのかな。
転々と逃げ回るなんてごめんだ。
「離れたくない………美雨を独り占めしたい」
「ねぇ、忠之さん」と再び上に跨がる。
「もう1回しよ?」って話をすり替えるのだ。
私からキスをしてすぐに大きくなるペニスを手コキし始めたらもう目がトロンとしてる。
私の手元じゃなくてこっち見て。
視線を奪ったらちゃんと応えてあげる。
「好き………忠之さんが好きよ」
嬉しそうに笑うけどすぐ喘いでる。
可愛いね、身体は正直だもんね。
「だから私を選び続けてね…?他の人抱かないで」
「当たり前だ、美雨しか居ないよ」
「嬉しい……」
手際良く避妊具を装着し自ら挿入する。
嗚呼………気持ち良い。
この瞬間が堪らない。
泣きそうになる。
「この身体に植え付けるから……私の中でしかイかないで」
自分のセリフに酔って激しくグラインドピストンで攻めまくる。
締め付ける私に顔を歪ませながら私だけだ…と何度も言ってくれた。
その度に痙攣して絶頂を迎え、また腰を振る。
最高だよ………最高の愛人ライフ送れてる。
それっぽいこと言ってみようか。
「ねぇ、奥さん抱いてない?抱かないで…っ」
激しく揺れながら独占欲を見せた方が社長は喜ぶから。
「抱いてないよっ……これからも抱かないっ…!」