パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第19章 安息 ②

「…ごめん」

繰り返し何度も謝る浩人の首に腕を絡め、千里は控えめに触れるだけのキスをする。

また浩人が離れていこうとしているような気がして、怖くなって咄嗟にとった行動だったけれど、大胆なことをしている自分が信じられなくて、逃げ出したくなるくらい恥ずかしい。

驚きに目を見開く浩人から隠れるように、千里は再び広い胸に顔を埋めた。それでも腕はしっかりと絡めたまま、浩人が逃げてしまわないように力をこめる。

応えるように浩人の手が千里の肩を撫で、腰へと下りていく。

「…ここも、触っていい？」

下腹部に触れた手がその下へ移動して茂みを包み込む。

千里がこくりと頷くと、指がバラバラに動き恥丘を揉み始めた。徐々に激しくなっていくその動きに、じゅわりと溢れた粘液が浩人の指にまとわりつく。

「ん…ぁ……や……」

くちゃくちゃと濡れた音が聞こえてきて、千里はこみあげる羞恥に喉を鳴らした。