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夏の終わりに
第21章 繋がる想い ①
恥ずかしそうに体をもじもじと揺らしながら、千里が上目遣いに見上げてくる。
浩人は濡れた瞳をじっと見つめたまま、足の間に手を滑り込ませた。溢れ出した露で、茂みまでぐっしょりと濡れていた。

千里は紅潮した顔を隠すように横を向き、ぎゅっと瞼を閉じる。

割れ目の中は熱く、包み込むように柔らかくまとわりついてくる。
二本の指で膣口を小刻みに撫でると、くちゅっと音をたてて容易く侵入していった。

「は…ぁん……」

千里の腰が僅かに浮いて、自ら望んで迎え入れるように緩やかに揺れる。

膣は指二本が楽に出し入れできるほど広がり、指の動きに合わせて甘く香る液体が溢れ出ている。
浩人は指を引き抜くと、頼りなく勃つ自身を掴んだ。

「千里…、」

複雑な想いがこみ上げて来て、何を話せば良いのか言葉が出てこない。

千里ははっと息を飲み込むと浩人を見つめ、全てを受け入れるように手を差し伸ばしてきた。
その手に指を絡めて左手の薬指に唇を押しあてる。

視線を絡ませ合いながら、膣口に先端を宛がった。
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