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夏の終わりに
第10章 休息
堪らず、硬く張りつめたそれを取り出してゆっくりとしごいた。

ちぃがいなくて良かった……


昼食を終えると、千里は家に帰ってやりたいことがあるからと、川辺家へ行ってしまった。

飢餓感に苛まれていた浩人は、少し距離を置けることに安堵し、夕方に千里が戻ってくるまでに気持ちを落ち着かせようと試みた。
しかし、一人になっても考えるのは千里のことばかり。欲望と渇きに、気が狂いそうになる。

川辺家へ押し掛けて千里を襲わないように努力しなければならないほどだった。


これまで付き合った誰に対しても、こんな風に想いを募らせたことはなかった。自分は淡白なんだとさえ思っていた。


……ちぃ、

ち…さと……

「……っく、…はっ…ぁ……」

欲望をティッシュで受け止め、浩人は重く息を吐き出す。


満足感も快感も残らない。
あるのは、後ろめたさだった。
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