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秘蜜
第7章 家

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――
「零夏、光希、ごはんよー」
しばらくすると、下からお母さんの声が聞こえてきた。
「あ、ごはんだって。お兄ちゃんごはん食べる?」
「あー、うん。」
お兄ちゃんは携帯をいじっている。
「じゃあ早く下行こう。ごはん冷めちゃうよ。」
「すぐ行く」
私は先に一階に下りた。
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―――
しばらくすると、お兄ちゃんが下りてきた。
「遅いわよ、光希。ごはん冷めちゃったじゃない。」
「あー、ごめん」
お母さんは、お兄ちゃんのごはんにラップをかけて、電子レンジに入れた。

