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ローティーン性欲【小説版】
第1章 巡り会った3人
その子らと知り合ったのは、26歳の夏。

朝9時前、僕は、ショッピングセンター近辺の公園のベンチに腰かけ、開店を待っていた。
開店までまだ15分あるので、スマホでゲームをしていた。

ふと、前に気配を感じた。僕は、人が近づく気配とかにけっこう敏感だ。
気配は、人間2人分くらい。顔は上げなかったが、大人ではなく子供のようだったので僕は無視を決め込んでゲームにいそしんでいた。
「あの…」
幼い中学生くらいの女子の声が、した。僕に呼びかけていることは、もちろんすぐに分かった。
「すみません…。いい、ですか?」
その子の言葉遣いが丁寧だったので、僕は、顔を上げた。

感じたとおり、僕の目の前に、中学生くらいの女の子が2人、たたずんでいた。
「なにか、用?」
僕は答えながら、その2人の顔、姿、体型などを、素早く観察した。
僕は、世の男子たちと同じく、大の女好きである。守備範囲は、年齢プラスマイナス20歳。つまり、下は小学生から、上はアラフィフまでOK。もちろん、付き合うことと手を出すことは別である。

さて、その2人の女子中学生と思しき子らは。
2人とも、顔だちは美少女というわけでない、しかしブサイクというわけでない、ありふれたごく普通の顔だちだ。
2人の姿。この日は7月下旬、真夏である。2人とも、上はTシャツ、下は短パン。
そして2人の体型。2人とも、胸の膨らみはそれほど大きくはないが、まな板でもなさそう。そして2人とも、細身でザ・女子中学生という典型的な姿だ。
女子の肉づきぐあいを知るには、腕と太ももを見ればよい。2人を見比べてみる。
『お?少し違いがあるな?』
僕から見て左に立っている子(話しかけてきた子で、ニヤニヤ微笑んでいる)の腕や太ももは、細い。それに比べ、右の恥ずかしそうに顔を赤らめはにかんでいる子は、腕や太ももが少しぽちゃっとしている。
『右の子のおなかは、たぶんぷよぷよのポッコリさんだろう。左の子のおなかは、ぺちゃんこすべすべだろう』

「あの…」
左の女の子が、口を開いた。
「あの、わたしたちに、エッチを教えて、ください」
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