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誘蛾灯
第3章 寄るな危険
 自分を良く知る女の子に正体がバレる。ただそれだけの想像で初巳は膝を震わせる。変態マゾは軽く達したようだ。腰から力が抜けてしまった初巳とベンチに並んで座ると撓垂れ掛りキスを求めてくる。当然受け入れ舌の侵入を許可する。興奮しきり荒い鼻息で貪りついてくる初巳の淫らな顔が美世子にも見えているだろうか?舌が絡み合い唾液が混じる水音は届いているだろうか?スカートに手を差し込み俺が触り易いように広げられた股を割って既にぐしょ濡れのオマンコを弄りながら美世子の様子を想像する。
 一度唇を離すと初巳はしがみついてきて俺の耳に唇を寄せる。
 「あの娘、真っ赤になって厭らしい初巳を見てます。アァ~ンッ。可愛い。」
 可愛い、ねぇ。確かに顔立ちは良いが性根はドブ色だぞ。苦笑しながら愛撫を続ける。桜ノ宮の制服はセーラー服だ。スカーフの下に手をやるとファスナーのプルタブがある。それをゆっくりと下げていく。鳩尾辺りで止めると開いた前身頃の間から手を入れてノーブラの乳房を揉む。すっかり勃起している乳首を捏ねると甘ったるい鼻声を上げるが直ぐに指を噛んで堪える。不特定多数に見られるよりも特定の一人に見られる方が恥ずかしく興奮するようだ。
 「可愛い声を聞かせてやれよ。」
 悪魔の囁きに初巳はイヤイヤと首を振る。馬鹿な女だ。お願いと命令の区別がつかないらしい。俺の命令は絶対で逆らえば罰が待っている。俺は爪を立てて乳房をつねる。
 「ヒィ~ィ!痛い!お許し下さいご主人様!」
 反射的に口をつく言葉が響き渡る。
 
 「さ、西東!あんた何してんのよ!」
 荒々しい足音を立てて近付いてきた美世子の怒声を無視してオッパイとオマンコへの愛撫を続ける。初巳は手の届く場所に居る同性の存在に興奮して愛液をダラダラと溢し矯声を上げる。生々しい性的な声に顔を上気させ膝をもじつかせながらも罵声を発する美世子を横目でみながら鼻で嗤う。
 「騒ぐなよ。大好きな初巳様が困った事になるぞ。」
 俺の一言で冷水を掛けられた様に動きを止め言葉を飲み込む美世子に言葉を続ける。
 「何をしてるか見れば判るだろ?恋人同士の戯れだよ。」
 耳朶を舐めてやると初巳の声が一段と艶とボリュームを増す。
 「アァ~ン。気持ちいい!ご主人様オマンコ!初巳のオマンコもっと弄って!」
 あられもない卑猥な四文字に美世子はアワアワと唇を震わせる。
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