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ごほうびエステ
第4章 お仕事がんばりました券
「次は首から足の先までマッサージしていくね」


叔父さんは
またまたほどよい力加減で肩甲骨あたりを
ほぐしていく。

「グラドルも大変だろ?」

気持ちよすぎてウトウトしてしまう。

「んー肩こりしたり、しんどい体勢になったりするけど…楽しいかなあ」


腕を持ち上げて軽いストレッチ
「よく泣いてた華ちゃんが、今や…人気グラドルだもんなあ」

「わ、脇っ…くすぐったいー!」

「ガマン!脇に大事な腺あるからな?しっかりとほぐしていこうな」

脇を叔父さんがマッサージするたび
つい、身体が反応してしまう。

「あはっ…ははっ…やっぱガマンできないっー」


「はい。おわりー。次は足にいくぞ」

足の裏のツボ押しから始まって
足首からググっと上へと叔父さんの手が動く

「全身をほぐしたいから、パンツはくい込ませとくぞ」

「へ?」

ティーバッグの紐をちょっと上に引っ張り
ただでさえ、際どい施術着なのに着ている意味がない気がする。

太ももから足の付け根に手は動き
華の大事な部分に触れるか触れないかぐらいの
ギリギリをマッサージ

「…そこもくすぐったいー」

そして手は、華のこぶりなお尻をマッサージしていく。

「お尻も綺麗にマッサージしとかないとな!しっかりほぐしとかないと」

念入りにとつぶやきながら
大きい手で揉んでいく。たまに割れ目を広げてたりするような気がして落ち着かない。

お尻の穴なんて見られたらえらいこと。

「ぷるんとしたお尻だから、定期的にマッサージしたらいいと思うぞ―」

軽くお尻をペチンと叩かれて
今度は仰向けになるように指示された。

「タオルが欲しい…」

「いらんだろー。言ってる間に終わるからな!」

少しでも上半身のマッサージを受けたら
紙ブラがずれそうな気がして怖かった。

グラドルの仕事をしてても
こんなに隠す面積が少ない水着は着たことがない。

胸の先端だけしか隠せてないのだ。

叔父さんでなければ途中で中止してたかもしれない。
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