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ふた、りの秘密は永遠、なり
第3章 3
射精したときの頭が白くなるような絶頂感が去って、おっぱいを汚した精液が冷たく感じたころ、ようやく落ち着いた気持ちで自分の体を眺めてみた。

ふたつのおっぱいの間に欲望を吐き出して横たわるおちんちん。どう見たって異形だよ。どうしてこんな体になっちゃったんだろ。って、自分で望んだわけだけど。

せっかくちんこが生えたって、フタバに使えなければ意味ないじゃん。

フタバは今夜、彼氏のものになっちゃう。そうしたら私のことなんて、忘れてしまうに違いない。

フタバがいなくなって、私はまた恋をするのかな。もしほかの誰かを好きになったとしても、こんな体の私を愛してくれる人はいるんだろうか。

こんなちんこ、いらない。取れてしまえばいい。

暴れるだけ暴れまくり、のんきに寝ている陰獣をつかんで引っ張った。ら、またムクムクしてきちゃった。ぎゃあ!

慌てて布団を引きかぶり、数学の公式なんかを思い出しては下半身の平穏を保つ私なのであった。

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