この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
華夏の煌き~麗しき男装の乙女軍師~
第1章 1 少女と小石
 しゃがんだ少女が小さな手のひらを広げ、3つの小石を地面に転がした。小石はそれぞれ小さな繭のような形だが赤っぽいもの、黄色っぽいもの、青っぽいものと三色ある。彼女は指さし確認をするように転がった石を確認している。

「赤と青が遠くて、赤と黄が近いから……」

 小首をかしげ少しだけ考え込んで「わかった!」と嬉しそうに声をあげた。その瞬間後方で「何がわかった?」と声が聞こえた。
 しゃがんだまま振り返り見上げ「あっ」と立ち上がった。立派な装いと品の良い少年に少女は慌てて頭を下げる。おそらく王子のうちの一人であろう。肩までかかる艶のある黒髪はきちんと櫛で漉かれ、絹糸より美しい。透明感のある声と同様に、肌艶もよく透き通った印象を受ける。

「よい。面を上げよ。で、なにがわかったのだ」

 少女と年が変わらないはずであるが、もう威厳のある振る舞いに少女は恐る恐る答える。

「今日、友ができると……」
「ほう。そなたは占い師か」
「はい」
「どれ、私も一つ占ってもらおうか」
「え、あの、まだ人を、あの、若様を占うことなど許可されてません」
「かまわん」
「で、でも……」
「早ういたせ」
「あの、ハズレても、処罰はないでしょうか?」
「はははっ。そんな心配をしておるのか。処罰などせぬ。安心いたせ」
「で、では……」
/628ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ