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女子大生綾子の淫らなポテンシャル
第7章 ご褒美は先輩の甘美な誘惑


そして、この章の冒頭のシーン。

部屋の電気が落とされ、間接照明だけになり、
薄暗く秘めた感じになる。
「タツヤく〜ん」
ミドリの声だけが響く。

「手伝ってくれたお礼に、タツヤくんがしてほしい事、なんでもしてあげる♡
今夜は、泊まっていっても、いいから。時間はたっぷりあるわ」

真っ白なロングパジャマを着ただけの
ミドリが艶かしい声で近づいてくる。
よく見るとそのパジャマはシースルーだ。
肩のあたりも透けて見える。
さっきタツヤが持って行ったブラとパンティも。

「タツヤくん、センスあるのね〜。
これ一番高いシルクのなの」
白、というより真珠色、そんな気品の良さがタツヤも気に入っていた。
でもタツヤは、固まってしまい、
言葉を発することさえできない。

「ねえ、オオカミになってもいいのよ、
私、食べられてあ、げ、る♡
覗き見しかできない、チカンくんに、
そんな勇気はあるかしら」

そういうと、パジャマのボタンを上から一つずつ外して挑発する
素肌とパジャマの擦れ合う音以外無音なところが、またエロティックだ。

今回の公演のために、
いつもミドリを凝視して、いい照明にしようと努力してきたけれど、
そんなんじゃない。
ミドリの美のポテンシャルは、小手先の技術ではない。
ストレートにピンスポットを当てるだけでいい。

「一番綺麗です。今まで見てきたミドリ先輩の中で、
今が一番です」
「よかったぁ、一番綺麗なの、タツヤくんに見てもらえて」
「公演の本番も頑張ります!」
「こんな時に、真面目〜。
ま、それがタツヤくんのいいところよね。
普通は、服を引き剥がして、
押し倒すところよ」
「そんなのもったいないです。ずっとずっと見ていたいです」
「じゃあ、こんなのも?」
ミドリは、シースルーのパジャマの前をパッと開けた。
端整なボディに、ブラとパンティが浮かび上がる。

こんなに透けるんだあ、あれ。
手に取った時には気づかなかったけれど、
これもシースルーのシルクだった。
乳輪が透けて見える、
陰毛も黒々と透けている。

やらしすぎる、、、

「ありがとう、タツヤくん」
と、ミドリの目から涙が零れ落ちてくるのがわかる。
「今日、タツヤくんと過ごせてよかった。
あんな奴らの前に、タツヤくんと会いたかったよ」
そういうと、ミドリはタツヤの懐に飛び込んで、
泣きじゃくった。
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