パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第11章 銀色の拘束

「綾音、こっちを見て」

亮が命じても、綾音は聞こえないふりをしている。


「綾音。
　　　言うことが聞けないの？」

噛んで含めるようなトーンに、歪んだ童顔がゆっくりと動いた。

こんなのは嫌だと、全身で表現していた。
三輪とのセックスの時以上に、怨嗟と不信が感じられた。


「ぼくじゃなくて、真波さんを見るんだよ」

二重の大きな瞳が、恨めしそうにこちらを向く。

「真波さんのおっぱい、どう？」

「どうって……
　　わからない。なんて言えばいいの？」

「大きいか小さいかなら？」

「……大きい」

「そう。すっごく大きいよね。

　　頭がよさそうな顔をして、こーんないやらしい巨乳を隠してたんだ。
　　ほら、見て。小さめのブラに無理やり押し込んでるから、
　　　大変なことになってる」


ハサミを軽く上下に動かす。