この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真紅の花嫁
第12章 桃色の悪夢


(人前でなんて……)

亮に内腿を撫でられながらも、真波は綾音から眼が離せない。
恋人に命じられ、同性の前でふしだらな行為を披露する女の心情を思うと、胸が苦しくなる。


だが、少年はどこまでも残酷だった。

「肝心なとこがよく見えないな。
   もっと股を広げてくれる?」

「うううっ」

かすかに唸ると、綾音は右脚をベッドに上げた。
顔は伏せている。

ためらいつつも、立膝にした脚がじわじわと外側に開いていった。


(ああ、あんな格好で)

上品な令嬢のはしたなすぎるポーズ。
蠢く手指で肝心の部分は隠されていても、あまりと言えばあまりなポーズだった。


真波とて、その経験がないわけではない。
人には決して言えない過去の恥ずかしい行為を想起し、赤面する。

自分だったら、こんなところを見られるくらいなら、舌を噛み切った方がましだと思った。


/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ