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第18章 漆黒の少年

「ね、ねえ……気持ちいい？
　　気持ちいいですか？」

「うん、すごいよ。
　　真波さん、最高だよ」

ご褒美とばかりに、下からズンッと突かれた。



「はぅ、ぁんんっ」

今度は前に倒れそうになって、亮の胸に手をついた。
息を整える間もなく、ウェストを掴まれ、立て続けに突かれた。


「だめ、だめだめだめっ
　　　……ゃあああっ」

リズミカルな突き上げに、お尻が上下にバウンドする。
深すぎるところに当たる快感に我を忘れた。


（ぃくッ――――！）

声も上げられず、昇りつめた。

ビクン、ビクン、と跳ねまわる女体を、剛直が容赦なく突いてくる。
肉情を抜き差しされるたび、蜜孔は、ぐぢゅっ、ぶぢゅっ、と粘っこい液をまき散らす。


「あ、あんっ……
　　　あ、あ、あ、はぁんんっ」


気がつくと、亮の律動に合わせて、真波も腰を振っていた。
高いところから降りられないままに、次の頂きへと疾走をはじめる。


「ああ、真波さん……
　　ほんっとに、いやらしいんだから」

下から両手が伸びてきた。前傾姿勢で量感の増したふくらみを、揉みくちゃにされる。
乳首をつままれ、ひねられると、痺れるような快感に襲われた。

「ひぁあああぁんっ」

上体がさらに傾き、顔と顔が近づく。

互いの瞳をのぞきこみ、汗だくで腰を振りたくる。
額の汗がぽたぽたと少年の火照った頬に垂れ落ちた。


ふたりとも汗みどろだった。