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第66章 ３日目・午前２　知らされる淫らな真実

好きな子をいじめるのとは、
それはもう違うわよね。
でも、タケトくんにそんなSっ気があるなんて
全然見えないし、
佳奈子さんだって、被虐性がある女性にも
思えない。
でもこんなことがきっかけで芽生えちゃったのかしら。


アタシだって、Mなところもいっぱいあるけど
そんなのTちゃんに抱かれるまで
わかってなかった。
それは、付き合った男しか、
知らないことなのよね。


生徒なんてそんなこと
分かるわけもないし、
授業とか厳しい方だからさ、
裏サイトでは、
綾子先生、絶対、Sだよな、
女王様なんだよきっと
なんて書かれてるのも知ってる。


綾子女王様に踏みつけられたい、
ムチで叩かれたいなんて
書かれちゃってるって、
恭子先生が見つけて教えてくれた。
本当に女王様なの？
って、そんなことあるわけないないじゃない。


そんなSの真似事も、
最初の彼のTちゃんにさせられたこともあるけどね。
黒い上下の下着にさせられて、
Tちゃんが「綾子さま、ご奉仕します」って
いろいろしてくれた。
悪くはなかったけど、、、


Sをさせられたって言っても
所詮「ごっこ」だったから。
それってそもそもMよね。
Tちゃんは、Sっぽいけど、
それも好きだったし。


だから、Sっ気のあるタケトくんに
こんなにされちゃっても平気なのかしら、、、