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菜の花の居場所カフェにようこそ!!feat異世界オカン系男子
第1章 え?心の臓が痛いでござるる…からのココは何処?

「ねぇ、アンタ名前は言える?名前は何??」
「ルー、さすがですね、自分の名前言えるかな??」
紫の眼のオネエ言葉のルーと呼ばれたイケメンに被せて白衣コスが聞いてくる。
名前名前…なんだっけ、
わたしの名前は…
ナノハディア
は、ゲーム用の名前だった。
入力画面じゃないよね…さすがに。
多分夢だけど。
「若竹菜乃花です。職場じゃ若竹さんて呼ばれてます。」
仕事柄何か考えながらも口だけはスラスラ喋れてしまう。
横になったまま二人の顔をぼんやり見ながら言った。
「ワカタケナノハナ??」
「ココの名前に直すと、ナノハナ=ワカタケだよ。」
また白衣コスが翻訳する。
しかし、中世ファンタジーと現代日本の融合ゲーか。
「ナノハナ…良い名前だけど何か(事情が)あるんだろうし、ナノ。うん、ソレがいいわ!!あなたはナノよ!!」
なのちゃん…
遠い子どもの日、おかあさんはそう呼んで…
優しく頭を撫でてくれていた。
「ルー、さすがですね、自分の名前言えるかな??」
紫の眼のオネエ言葉のルーと呼ばれたイケメンに被せて白衣コスが聞いてくる。
名前名前…なんだっけ、
わたしの名前は…
ナノハディア
は、ゲーム用の名前だった。
入力画面じゃないよね…さすがに。
多分夢だけど。
「若竹菜乃花です。職場じゃ若竹さんて呼ばれてます。」
仕事柄何か考えながらも口だけはスラスラ喋れてしまう。
横になったまま二人の顔をぼんやり見ながら言った。
「ワカタケナノハナ??」
「ココの名前に直すと、ナノハナ=ワカタケだよ。」
また白衣コスが翻訳する。
しかし、中世ファンタジーと現代日本の融合ゲーか。
「ナノハナ…良い名前だけど何か(事情が)あるんだろうし、ナノ。うん、ソレがいいわ!!あなたはナノよ!!」
なのちゃん…
遠い子どもの日、おかあさんはそう呼んで…
優しく頭を撫でてくれていた。

