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イケメンの向こう側♡
第1章 ありがとう


「祐司さん祐司さん・・・・・」


あ、・・・・・。

背後から聞こえてくるその声に反応しゆっくり目を開けて

振り返ると・・・。

(笑)

そこには・・・。

「てかさ、・・・ありがとう真也ッて~ッ!!!」

そう言って笑うのは・・・。

「涼(笑)・・・来てたのか?」

ゆっくり腰を上げ立ち上がるとその後ろから涼と同じくらいの背丈の男。

「来てたのか???じゃねーよ、それこっちのセリフなんだけどッ(笑)」

そう言って笑って来たのは淳。

涼と淳は顔を見合わせ、また俺の顔を見て相変わらずバカみたいな顔で笑った。

そして・・・。

「俺のおばぁの墓の前で真也ありがとうはねぇだろッ?!(笑)」



あ・・・。

そうか。

涼にそう言われまた涼のお婆様のお墓に向き合い・・・。

「涼も龍も良い大人になり良い父親であります(笑)」

言い直した。




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