この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Memory of Night 2
第21章 宣伝用ポスター

「店はまわるから、とりあえずまだホールはいーや。おまえにちょっと話あるんだよね」
「話? ああ、前電話で言ってたやつ?」

 春加が時計を見る。

「そう、もう少しで来るはずだけど……」

 その時だった。
 スタッフルームのドアが開き、現れたのは。

「oh! 宵! 久シブリ、ネ! 会イタカッターネ!」
(げ、出た……!)

 相変わらずのハイテンションで現れたのは、日本舞踊の先生をしているという外国人女性のアメリアだった。
 金髪に青い瞳の美女で、先日は赤い着物姿だったが今日は艶やかな緑色だ。
 アメリアは宵にかけより、ふわりと頬に触れる。そのまま口付けられそうになったが、右手を口の前に持っていき、宵はどうにか阻止した。

「そういうのは……ちょっと」
「挨拶ネ!」
「挨拶でも、日本じゃ普通あまりしないですよ」

 アメリアは宵から離れ、しょんぼりした顔をする。
 握手を拒まれるような感覚なんだろうか、と思ってちょっと申し訳ない気もしたが、晃の顔が浮かんで無理なものは無理だった。
 バレたら殺されてしまう。

「おお、ミスアメリア。久しぶり。マスターの僕を差し置いて、宵くんにちょっかいを出すのかい? 寂しいな」
/606ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ