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玉蘭花の香り
第2章 結婚のち別離、そして再会
少し呆然としてしまったが、
マッサージのせいで眠気にも襲われてしまった。


一眠りすると、全て夢だったのかと思ったが、
ベッドから起きて、
床に落ちていた独特の臭いがついたバスタオルを拾い上げて、
夢ではなかったと思った。

リビングに行くと、テーブルの上には、
玉蘭花が少し萎れていた。

でも、強い甘い香りはそのままだった。


私はその花を持って、バスルームに入ると、
湯を貯めながらシャワーを浴びた。


下半身にシャワーを当てながら洗うと、
ヌルリとしたとろみを感じた。

更にシャワーを当てていると、
ロンがそっと触れた感触を思い出して、
思わず自分の指で慰めてしまった。


そのまま、犯されたとしても仕方がないほど、
自分は無防備だったし、
何をされてもおかしくなかったのに、
ロンは紳士的な態度を取ってくれたことを考えた。

服だって着たままマッサージ出来るだろうに、
催眠術にかかってしまったかのように全部脱いでしまってた。

それが自然で、普通に思えたからかもしれない。



ロンは心の底から、
悲しんでいる自分を心配し、
癒やそうと文字通り飛行機で飛んで来てくれた。


次に会ったら…


私はロンに抱かれたい。


そう思いながらバスタブに入り、
玉蘭花の香りを深く吸い込んだ。
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