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玉蘭花の香り
第9章 羽化
「ロン!
口に出して?
いっぱい飲みたいの?」と言うと、
ロンは急いで引き抜いて私の頭を掴んで、
口の中にペニスを捩じ込む。


私は苦しくて涙目になりながらも、
必死に顔を動かしながら、
吸ったり舐めたり、舌で刺激する。


「ああぁぁ。
出すよ?
メイ!
愛してる」と言いながら、
ドクドクと白い液体を吐き出した。

私は最後の一滴まで吸い込むようにしてから、
そっと先まで舐め回すと、

「メイ、ダメ。
なんかくすぐったよ?」とロンが笑った。









そして、11月になった。
一足早く、日本で家族だけのこじんまりした披露宴の日の前日に、
ロンの一族全員で、
ビジネスクラスでの短いフライトで羽田に向かった。
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