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そぶりをやめて
第10章 160日 〜その2〜
言葉にならない声を上げて、佳佑にしがみついて汐里が果てる。

激しくうねる最奥で勢いよく熱を放ったのが、数秒遅れてじんわりと感じた。

いつの間にやら、佳佑が顔や首に唇を這わせている。

「...んんっ、ん...ぁっ」
「はぁ、んっ、汐里...」

小さく震えている体を、佳佑が優しく抱きしめている。

汐里のナカで熱を放ったものの、まだ強くその存在が感じられる。


次第に体を支配していた熱が解き放たれて、心地よいけど強烈な脱力感に襲われる。

苦しかった呼吸もなんとか治まってきたものの、まだまだ通常呼吸とはかけ離れている。



どのくらい、そうしていたのだろう。

気が付くと、佳佑の手が汐里の頭を優しく撫でている。

至近距離で愛おしそうに微笑んでいて、汐里もつられてしまう。

「...何?」

恥ずかしくてくすぐったいけど、それ以上になんだか幸せな気持ち。

「んー?汐里、大丈夫かなって」
「え、...うん。すごい、気持ちよかった、よ?」

唇が何度も優しく触れる。


「はー。よかった。俺、最後腰止まんなくて」

確かに、いつもよりラストが激しかった気がー。

「BBQかな?ニンニクいっぱい食ったし」

真面目な顔で何を言い出すのかと思えば、ニンニク??

汐里が思わず吹き出す。

「やだもう〜」

力が抜ける。

確かに、今までのレストランメニューと違い、お肉ガッツリだった。
そんな言うほどのニンニクあったかな?


「マジでよかった」

今一度佳佑が抱きついてきて、まだ中にあるモノが深く刺さる。

「っあ...」

油断していたから、声が思わず出てしまった。
腰も反って、佳佑の首に回した腕に無意識に力が入る。

「っ、やだ...抜いて」

するりと抜けていくと思われたそれが、また力強さを取り戻しつつゆっくり奥まで進んでいる。

ぞくぞくぞくっと背すじに快感が走る。

「っあ、...んっ、うそっ」
「ん、...もっかい、シよっか」

そう言いながらも、ゆるゆると佳佑の腰が動き始めている。

2回、3回と、続けてヤったことはあるが、どれもある程度間隔が空いてた。
抜かないまま、というのは、初めてで。

頭で考えるより先に、頷いていた。

「もっと、シたい...」
「っは、ヤバいね。汐里」

互いの体を抱き寄せ、深く舌を絡ませた。
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