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そぶりをやめて
第17章 190日
顔を寄せて舌を絡ませる。
唾液が行き交い、唇に吸い付く。

その間にまた動き出し、何度も体を寄せ合っては手を滑らせて弄る。

汐里の足を腕に引っ掛けるようにして、体勢を変え突き上げる。

「っあ、んあっ、...ふかぃっ」
「うん。これ、好き?」

ワザと聞いてみる。

「ああぁんっ、...すきぃ」

そんな好きでも、嬉しい。

「俺も好きだよ、汐里」
「ああっ、...すごいっ、ああっ」

お尻を掴んで突き立てる。
汐里が手を首に掛けたまま、上体を離し反り返って揺れ動く。

「あっ、...イっく、...イっちゃっ、ううっ」

倒れかけた体を首から離れた手を後ろについて、なんとかバランスを保っている。

その腰を掴み直して、何度も突き立てる。
ポイントを探りつつ、汐里が好きな奥深くを突きまくる。

「あっ、あっ、んあっ、ああっ」

汐里の声が間隔が短く、高くなってきて。
それに合わせるかのように、締め付けが激しくなってくる。

「...んあああっ!」

ビクビクっと痙攣をしながら体を弓なりに反り返らせ、悲鳴にも近い嬌声をあげて汐里が果てる。

「っ、は...」

なんとか耐えた佳佑が、腰や脚をバタつかせて耐えている汐里の体をゆっくり引き寄せる。

「っんぁ、んんっ」

抱き合ってから、佳佑が背中をベッドにつける。

震える体を落ち着かせるように、頭や体を撫で、肩や首筋にキスを落とす。

「っん、今の。すっごい、気持ち、よかった...」

そう言われると、嬉しくなってくる。

「もっと、する?」

耳もとでそう囁くと、しがみついたまま小さくいっぱい頷いてる。
ちょっと口の端が笑ってて。

あー、もうすげー可愛いんだけど。

「汐里...」

名前を呼ぶだけで、キスしたいのが分かったのか。
汐里が顔を近づけてくる。

「んっ...」

甘い吐息が顔にかかっては、吸われて吸い付いて。

楽しんでる。
し、佳佑も楽しくなってくる。

笑いあって、互いの顔じゅうをキスしまくる。

こんなん。絶対、汐里も俺の事好きだろ。

「好きだよ...」

最後に優しく唇にキスを交わしてから、力を込めて汐里が体を起こす。

もっとキスしてたかったのに。

てか、好き、って返してくれない。

まだ、だめか。

もっと、シないと。足りない?
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