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そぶりをやめて
第17章 190日
動きまくってあちこちになっている枕を跳ね除けて、汐里をベッドの中央に沈める。

ぐにゃぐにゃっと体の力を失ったまま、両手を挙げて乱れた呼吸を整えている。
ピンク色に染まった体が、すっかり登った朝日がカーテンから透けて照らされている。
呼吸に合わせて上下している胸に、ゆっくりと指を食い込ませる。

ほぼ同時に腰をゆっくり動かし初めて、汐里の体が揺れ動く。

「っん、あっ...。あんっ...佳佑...」
「汐里...」

互いの体を抱きしめ合い、何度も舌を交わし、深く体を重ねる。
気持ちよさそうに蕩けた顔に、キスをしまくる。

「...好きだ」
「っあ、激しいっ、んああっ、あっ」

いつの間にか力強く腰を振り入れている。
それでか、汐里が佳佑の首にしがみつくように腕を回し、足も腰へとまとわりつくようにして耐えている。

ベッドの上で音を立てて飛び跳ねるような動きになっていて。
肌がぶつかる音も合わせて響きまくって、余計に2人の動きを加速させる。

「っあ、好きだよ、汐里っ」
「けいっすけぇ...。もっ、もイっくぅ...。んんんっ!」

佳佑の腕の中で、汐里の体が大きく痙攣をして果てる。

だけど、佳佑の動きはまだ止まらない。

「あっ、...もっ、だめぇえっ」
「っは、さっきも。...そう、言ってた、っし」

もう1回とねだる前も、同じだった。
さんざんイったと思った後、「足りない」だったワケで。

もう「足りない」とは言わせない。

恐らくイったままの汐里のナカを尚も突きまくる。
有り得ないほどぐにゅぐにゅと奥へと蠢いていて、それでいてまとわりついてくる。
降りてきてる奥にアタると、汐里の体がより一層飛び跳ねて。
悲鳴すら出なくなった汐里が、全身を震わせて喘いでいる。

「っああっ、だめぇっ、...おかし、くなっちゃっ」
「いいよっ、それ、見たいっ」

もっと乱れて、もっと欲して。

「け...すけ...ぇっ。んああ...」
「っ、汐里っ、しおりっ...。...くっ!」

ビクビクと痙攣を繰り返す汐里の体を抱きしめて、その奥へと熱を放った。

ほんっとに、最後の一滴まで絞り放った。

体中の力が抜けて、ソコから1ミリも動けないぐらい。

頭も真っ白で。
どのくらいか、そのまま時が止まっていた。
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