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そぶりをやめて
第22章 3815日
「汐里の体、あったか...」

シないと言っていた指がお湯の中でゆっくり動き出し、汐里の胸にうっすら触れはじめた。
耳元に吐息もかかり、僅かに唇が触れる。

ぞくぞくっとして。

あんなにヤって、もう疲れ果てて。
そんな気分になれなかった体に、じんわり火をつける。

汐里が跳ね除けないからか、躊躇いがちだった指がゆっくりと胸のカタチを変えてゆく。

流石に汐里の指が手にかかったものの、制止しきれない。

「だから...シないって」
「うん。おっぱい触ってるだけ」

だから、触ってるじゃん。

掴んだ指に力を入れる。

「いてて...」

大袈裟に痛がってるとは思ったが、少し力を緩める。

「だって、柔らかくって気持ちイイんだもん」

佳佑の広げた指が両側から胸を寄せ、円を描くように揺らす。

「っ...ん...」
「ほら。こんなふわふわでふにふにで...」

確かに、結婚当初Cカップだった胸は、妊娠と授乳とを繰り返して、一時はGカップになって。
今ではFカップに落ち着いた。

その分、細かった体も、肉付きがよくなって。
Sサイズだった服が、今ではLサイズだ。

これでも次男が生まれた頃のLLサイズよりは、頑張って少しだけ痩せたが。

女性の平均身長より少し低い汐里には、Lだとかなりぽっちゃり気味と思えてならなくて。
日々ダイエットにいそしんでいる。

おっぱい命の佳佑は、必要ないって言うけれど。

後ろから首すじに舌が這って、時折甘ったるい吐息がかかる。

「...はぁっ、ほんっと気持ちイイ」

ぐにぐにとカタチが変えられ、張り詰めた胸先も弄られ、汐里の息も上がってくる。
腕が持ち上がって、佳佑の首に手をかける。

「だ...め...」
「うん。だめなの分かってるよ。だから、おっぱいだけ」

そう耳元で囁きながら、胸先を指でぐにゅりと摘む。

「んっ...は...」

いつの間にか顔が近づいていて、唇がねっとりと触れる。

「佳佑...」
「ん?シたくなった?」

嬉しそうに圭佑が覗き込む。

すっかり乗せられたようで悔しいけど、もっと触れられたい。
というかー。

「舐めて」
「...え?」

湯船の中でぐるりと向きを変え、水しぶきの中驚く佳佑に向かい合うように膝を立て、胸を押し付けるように抱きしめる。

「おっぱい、舐めて...」
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