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そぶりをやめて
第7章 117日
ちゅっと短く唇が重なった。

にっと小さく笑う佳佑が、軽くムカつくんだけど。

首に回した手に力を入れて、汐里からも顔を近づけ今度は深く口づける。
ねっとりと舌を絡ませ、互いの口腔内を貪る。

荒々しい息と時折漏れる声が、早急に繋がりたい気持ちに拍車をかける。

「汐里、ここ...腰下ろして」

いつの間にか仰向けになるぐらい、ソファに斜めになっている佳佑が、汐里の腰を動かし誘導する。

汐里は、すすんで手に取り扱きながら、自分の中心に宛てがう。

「っん...、んはぁ」

音を立てながら、なんとか先を咥え込む。

腰が引けそうになるのを、太ももが掴まれ一気にぐうっと奥まで繋がった。

「ああ、...っんん」「っ、は...ぁ」

ビリっとした快感が全身を駆け巡って、体がビクッと跳ねそうになる。

だけど、こんなモノでは足りない。

もっと、もっと欲しい。

さっき後ろから繋がった時のように、いや、それ以上に気持ちヨクなりたい。

佳佑の上で腰を振るのも、ここ数日で慣れてきた。

いや、慣らされてきた、と言うべきか。

前後に波打つように腰を揺らす。

「はぁ...んっ、あ...」

揺れる度に、体が反り返って、

息はあがっているものの、佳佑が嬉しそうに見上げてくる。

「んぁあっ、はぁ...きもち...、いい...」
「俺も...」

この所、回数を重ねたからか、何かがカチッとハマったんだと思う。

体を重ねた分だけ、確実により気持ち良くなってる。


恥ずかしさも随分慣れてきた、というか開き直ってきた。

完全には、無理だけど。かなりマシ。


別に、愛し合ってる、ワケじゃナイ。

セックスを愉しんでる、だけ。


自分でも、こんなに性欲があるとは思わなかった。

遅咲きの狂い咲き?っていうんだっけ。

リミットが近づいてきた事によるDNAの飢餓感、だったかな。


あと、イってみたい。

それっぽいかな、っていうのはあるものの。

よく皆が言う“イっちゃった”っていうのとは、違う気がしてる。


女性はイク人少ないとは聞くし、そればかりを求めてもないけど。

やっぱり出来るものなら、ちょっと体験してみたい。


「...何考えてんの?」
「...っんあ...んっ」

言葉と同時に突き上げられる。
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