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Love is GAME
第10章 ゲーム終了
「失恋記念日よ。初めて人を好きになって、振られたわ。その記念。だから、乾杯しましょ。」

私達は、グラスを少しだけ上げた。

「新しい門出に乾杯。」

「乾杯。」

グラスのお酒を飲み干した後、私達は微笑んで、勝手に注文した料理を食べ始めた。

「もう!こうなったら、やけ食いしてやる!」

私が勢いよく、食べ始めた時だ。

「そんなに食べないでおいてね。後で七恵さんを抱くから。」

食べたモノを吐き出しそうになった。

「大丈夫?七恵さん。」

「大丈夫?じゃないわよ!何それ!」

彼は、お酒のグラスをくるくる回して、余裕の態度だ。
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