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第16章 顔の見えないやりとり

…美穂side…

私はマコトさんのメールを読んで面白くなった。


どうせ顔が見えないんだしと思って遊び心が疼き、大胆なメールをしてみた。

『ミホさん

それは魅力的なプレイですね。

指をしゃぶられたとこ妄想したら、思わず下半身が元気になってしまった。

今夜はそれでいきます!!

良い妄想をありがとう

目隠しは馴れ合ってからか…メモっておこう』


ありがとうだって…


メモるって…


私は画面見ながらクスクス笑った。


それから私達は毎晩のように自分達の願望のセックスを微妙なラインで話すようになった。


顔が見えない分大胆だ。