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FREE BIRD
第18章 戸惑い
私はダイニングテーブルに座りパソコンを開いた。


『マコトさん、こんにちは。

これ読むのは夜ですね。

でも今の私の気持ちを送りたくてメールしました。

夕べは会うと約束しましたが、やはりまだ迷っています。

私は何も…何も不満はないです。

優しい主人に何不自由ない暮らし。

うちはセックスレスでもないし、私は主人を愛しています。
問題はない。

確かに主人に恋なんてもうしてない。

だけどやはりあなたに会う程の覚悟もない。

あなたとのメールは平凡な私にとって刺激的で楽しかった。

若い頃に戻った気分でドキドキしました。

ちょっとエロティックで甘くて…あなたのメール好きでした。

だけど…ごめんなさい。

あなたに会って先に進む勇気がないの。
恋をしたら大人なんだからいつかそうなってしまう。

それは魅力的だけど…

やっぱり無理です。

本当にごめんなさい。

さようなら   』
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