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FREE BIRD
第24章 二番目
「大切にする…」


「僕だと思って…」


「うん…」


お互い言葉少ないのに、僕達は今同じ気持ちだと思うだけで幸せだった。


美穂さんが御守りを閉まった時コーヒーが届いた。


二人でコーヒーを同時に飲んだ。


美穂さんがコーヒーカップを置き、手を引っ込める前に僕はその手を取った。


テーブルの上で僕の手は美穂さんの手を包み柔らかい体温に触れた。


それだけなのに僕は満足した。



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