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第39章 背徳の上の想い

あなたの横でそれを見守る事は出来ない。


それは私の役目ではない。


私はほんの少し離れた場所から見守っていよう。


そしてあなたが疲れたり寂しくなった時、私で休憩すればいい。


あなたの隙間を埋める癒やしでいたい。


この気持ちを堂々と愛と呼べないけど、そんな存在でありたいと思った。


梅雨空はどんよりと重く今にも一雨来そうだった。