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FREE BIRD
第52章 逢瀬の時に
ベッドに一人…


一人取り残された。


隣のシーツを撫でるとまだ誠さんのぬくもりがあった。


私はそこにしがみつくように蹲った。


何やら底知れない孤独を感じたからだ。


息子さん大丈夫かしら?


そう思った。



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