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TRUE COLORS  ~PURPLE~
第11章 “cherry blossom”

優しく抱きしめた彼女の頬に唇を寄せると

くすっぐったいよと自分の腕の中で身をよじり笑う彼女。

滑らかで柔らかい彼女の肌が心地いい。

その様が可愛くてたまらなくて、

耳もとから首筋に掛けて唇が触れるだけのキスをしていく。

「あ….あ……あぁ」

あどけない声が上がる

腕の中で彼女が身じろぐ。

さらに強く抱き寄せ……



「!!!!!!!!!!!!!」

いつの間にベッドに行ったのか。

習慣ってすごいもんだな。

そう思いながら起き上がろうとして

ふと下半身に違和感を感じる。

べっとりとした、この感触。

…………夢精したのか?

さぁっと血の引く感じがした。

まさか、この歳で?

と思いながら、ついさっきまで見ていた夢が

頭に次々に映像となって浮かび上がってきた。

俺は、夢の中で、彼女を愛し。愛を囁き、抱いていたというのか?




嫌がる彼女を凌辱し続ける夢を見た。

お互いを狂おしく求めあう夢も、

彼女の身体のイイところを責め続け、彼女を抱き潰す夢も。

何度も何度も何度も。

その度。目覚めれば大量の白濁を吐き出しているのだ。

………どうかしている。本当に、どうかしている。

夢を見るたび罪悪感と疲労感に襲われ

シャワーを浴び倒れ込むように眠りにつくが。

また、夢を見る。

何度か目の夢から目覚めた時、すでに朝になっていたが。

あまりの疲労感に桜井に連絡を入れ、体調不良を理由に会社を休む旨を告げ。

今度こそはと体力回復に務めるために眠りに就くのだが。

彼女が欲しいと身体と本能が彼女を激しく乞い求め同じことを繰り返させる。

また目覚めた後、同じことだったとため息をついた後。

シャワーを浴び、身支度を整え出社したのは、

桜井に連絡を入れてから2日後の事だった。

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