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短編集 一区間のラブストーリー
第6章 第六話

彼は咎められるのではないかと
オドオドしていましたが、
路上キスをすると
我慢できないとばかりにタクシーに押し込みました。

ドライバーにホテル街を告げてくれたときは凄く嬉しかったです。

ドライバーがいるにも関わらず、
狭い車内だと彼は大胆になり、
私の胸を愛撫してくれたのです。



早くセックスがしたくて私は彼の股間を弄りました。

彼は年齢以上にしっかりと勃起していました。

そのシンボルは大きくもなく、小さくもなく人並みでしたが
そんなペニスを早く挿入してもらいたくてウズウズしていました。


ホテルの一室に入ってしまえばもうこちらのものです。

私は一刻を争うように彼のペニスをスラックスから抜き出すと、
はしたなくもフェラチオを始めました。


シャワーしていないからと彼はイヤがりましたが
ずっとしゃぶりたいのを我慢してきたんですもの
そんなの関係ありませんでした。

そしてベッドになだれ込みお互いに衣服を荒々しく剥ぎ取り
野獣のようなセックスをしました。


彼は剃毛プレイをしたがりましたが
私は旦那が許してくれないと噓を言いました。

あくまでも私は人妻であるフリをしました。

だって、その方が燃えると女性週刊誌で読んだ記憶がありましたから…

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