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短編集 一区間のラブストーリー
第14章 第十四話

「ダメ…母さん逝っちゃいそう!!」

もう少し…もう少しで逝きそうな瞬間…
「あひぃ~!!」 明が情けない悲鳴を上げ、
ペニスを最深部まで突き刺して
腰をビクンとさせた。

たちまち膣内がジンワリと熱くなる。

母と息子でこんなことをしてはいけないと思いながらも、
一度きりの過ちなら神様だって許してくれるに違いないと自分に言い聞かせた。


「今夜だけ…なんだよね?…」

明がポツリと寂しく言い放った。

そう、今夜だけ特別…
息子と二人っきりのクリスマスだからこそ、
スペシャルなプレゼントのつもりだった。


でも…でも…この子を誰にも渡したくない…

家族愛が過剰になって
肉体関係があってもいいじゃない。

もう私たちは誰にも止められないわ。

「明ちゃんがお母さんでいいというのなら、
お母さん、あなたの彼女になってあげてもいいわ」

「ほんと?!」

「ほんとよ…でもこれからはコンドームを着けるって約束してほしいわ」

「うん。絶対に着けるよ。今、ここにあるの?」

「あるけど…?」

「じゃあ、着けるからもう一回しよ」

僕、今度はバックでハメたいんだ。

そう言う明のペニスはすでに回復してそそり立っていた。


第十四話 完

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