この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
いろはにほへと
第7章 婚礼

祝言用の料理が手直しされ、
通夜の膳と早替わりした。


お民が死んだ一報を聞いてから
策ノ進は起きることができずに床に伏せていた。


お民の両親がお堂に訪れ、
「申し訳ない」と土下座を繰り返した。

与作と二つ並んだ死体から
村では二人は恋仲で
策ノ進との婚姻を悲観しての心中だと噂された。


「お民をあんなふしだらな娘に
育てたつもりはなかったのですが…
先生様にはなんと詫びて良いやら…」

そんな言葉を聞きながら、
お民の死は事故に違いないと
策ノ進は心の中で呟いた。


つい二日前まで祝言が待ち遠しいと
一組の布団の中で
体を温め合いながら愛を確かめ合ったのだ。

心中などするわけがない…



/88ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ