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抱き屋~禁断人妻と恋人会瀬
第1章 相島愛菜花 21歳元地下アイドル妻
「これです…」

愛菜花は全裸を隠そうともしなかった。手を後ろで組んで、丸晒しである。

「まさか…」

突然、会ったばかりの男の前で全裸になった愛菜花にも驚いたが、佐伯にはそれより、驚くべきことがあった。

なんと言うことだ。愛菜花の恥丘から縦長の綺麗なへその下まで、太ももの内側、つまり性器の付近に集中して、卑猥すぎるタトゥーが彫り込まれていたからだ。

(愛菜花が見せたい、と言っていたものはこれだったのか…)

さすがの佐伯も、言葉がなかった。

ダンスや演技のレッスンで鍛えていただけに、愛菜花は思ったよりもバランスのいい体型をしていた。

左右に形の崩れがないおわん型と言っていい乳房は、綺麗にアンダーの陰影が出ているし、ほどよく筋肉と脂肪の乗った足はすらりと長く、脚線美と言うに相応しい。モデルになれそうな見事なプロポーションだ。

しかしそれだけに、下腹部に入れられた猥褻なタトゥーはむごたらしい、と言わざるを得ない。それにしても、これが露骨に人目をひかざるを得ない図柄なのだ。

まず目立つのは、刈り込まれた恥毛の中からへその下に向かって、描かれた勃起ぺニスの絵面だ。

幅三センチほどあるそれは、丈はない代わりに図太く、見事な青筋を立てて屹立し、こちらに裏筋を見せている。

青黒い和彫りだけに迫力と存在感がすごい。わざとわずかに下半分だけ残された本物の毛むらのせいもあって、まるでそれが愛菜花自身から生えているように見えてしまう。

さらに陰毛の脇から、恥裂の上側にかけては、縮れ毛が生えた汚い金玉袋が二つ描かれ、向かって左から右に『淫乱』の二文字が、はっきりとした黒の明朝体で彫り込まれていた。

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