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女流作家~君を愛すればこそ~
第3章 菱沼 晃とのセックス
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桐子がロストバージンの
辛い思いでに浸っていると
菱沼は桐子の唇を求めてきた。
少しだけ顔をそむけたが
仕方なしにその唇を受け止めてやった。
思えばファーストキスは
ロストバージンの時に
クンニをされた後で唇を求められたので
そのキスは自分のおまんこ臭を
いやというほど味わった。
だが、菱沼は股間に舌を這わすよりも先に
唇を求めてくれたのでアルコール臭はしたけど
自分の匂いを嗅がずにすんだのは幸いだった。
やがて唇がこじ開けられて舌が忍び込んでくる。
菱沼の舌が優しく桐子の舌を愛撫した。
『そうよ!優しく…優しく…』
流石に、桐子の編集担当者だけあって
桐子が思い描く愛撫を心得ていた。
まるで桐子が書いた処女作のワンシーンのように
ここをこうして欲しいという
痒いところに手が届くような愛撫だった。
愛撫シーンは
キスをするところで終わっていた。
もちろんロマンス小説なので
際どいシーンは必要なかったのだけれど
桐子にはその先の描写が
書けなかったというのもある。
見も心も蕩けるセックスなど
未経験だったからだ。
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