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キャンバスの華
第6章 銭湯の主人と女将

「おお、そうかそうか挿(さ)して欲しいかい」

風呂屋の旦那は相好を崩して喜んだ。

片足立ちでつらそうにしている華の脚を降ろして、
さあさ、こっちへ来いと
簀子(すのこ)の洗い場へと手招いた。

この男が好きなのではない
私は、ただ、もやもやする陰戸に、
へのこ(陰茎)で掻き混ぜて欲しいだけなのだと
自分に言い聞かせて
簀子(すのこ)の床に体を横たえた。

「ほらほら、男を知らぬ身体でもあるまいし、
そんなに脚を閉じてちゃ
挿せるものも刺さらんわい」

旦那が華の両足首を掴むと、
これでもかとばかりに開脚させた。

「ああ・・・・そんな・・・・」

「おお!!きれいだ、
淫らな雫(しずく)に濡れそぼって
キラキラと光り輝いておるではないか」

湯気逃しの小窓から差し込む柔らかな陽光が
華の身体を包み込んでいた。

おもいっきり開脚させられた脚の間に
旦那はひざまずいた。

そして己の皮かぶりのへのこに手を添えて、
根元に向かって皮をむいた。

「ほれ、こうすれば普通のへのこ(陰茎)と
なんら変わりはないんだからね。
すっごく気持ちよくさせてやるからね」

桃色のきれいな亀頭が
華の陰戸をこじ開けようと
少しずつ近づいてきつつあった。
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