この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
シャイニーストッキング
第19章 もつれるストッキング3          常務取締役大原浩一
 132 律子のおヘソ…

「でもぉ、そうよ、そうよねっ、そうに違いないわよねっ」
 
「え?」
 そんな律子のやや強い声音の感じにドキンとしてしまい、思わず律子を見ると…
 その目は笑ってはいなかった。

 律子はやはり、私のことなど全てお見透しということなのであろう…

「さ…てと…
 早くアタマを流して出てらしてくださいね」
 と、突然、なぜか律子はそうシラっとした感じに言って…
 シャワールームから、さっさと出て行ってしまったのである。

「え?…」
 そんな戸惑う私を残し…
 バタンとシャワールームのドアが閉まった。

 え、いや、今のはいったい何だ?…
 そう、てっきり私はこの流れのままに律子を抱く、いや、抱き、愛し、そしてやや、少しヘソを曲げている様な律子の機嫌を取り成ししようと、内心、いや、一瞬、考えていたのであるが…
 そくさくと、どうやら言うだけ言った感じでシャワールームを出て行ってしまった様なのである。

 あ、いや、違うのかもしれない?…
 きっと律子は、そんな感じで私に抱かれて誤魔化される事が分かっていて、自らその流れを回避したのかもしれない。

 いや、そうだ、間違いない、そうに違いない…

「だとしたら…」

 ジャーーー…………

 私は慌ててカラダを洗い流し…
 
 いや、律子は私の想像以上に怒り、いいや、ヘソを曲げているみたいである。

 もちろん、今夜は、たっぷりと律子を抱き、愛してやろう…
 と、内心、朝から考えてはいた。

 それに昨夜は未遂で終わったというせいもあるから、余計にそう考えていたのだが…

 どうやらそう単純にはいかないかもしれないな…

 私はやや焦りながら、そして出たらなんとか律子の機嫌を直さなければ…
 と、思いながら、慌てて残りのカラダを洗い流し、バスタオルを巻き、シャワールームを出る。

「ふうぅ、出たよ…」
 とりあえず機嫌を伺うかの様にそう声を掛けると…

「え?…」
 



/2804ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ