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ストーカー生徒と万引き先生 〜保健室の憧れの先生〜
第6章 謝罪の拒否
「それでね、いつも校庭にいる大地くんに手招きして呼んじゃったの…」
「でも…先生…あの時…先生は…」
「ごめんね、大地くんに初めて会った時の感覚が忘れられなくて…また何かお願いされたくて…そしてまた大地くんの手で触れられたくて…」
「だから…大地くんが思ってた弱みって…わたしにとっては大地くんと繋がりを持てるモノだったの…だから大地くんの口から謝られるのがイヤだった…その繋がりがなくなりそうで…でも…」

「でも??」
「さっき大地くんが眠ってる間に考えてた…大地くんとの繋がり…そんな大地くんに謝らせるようなモノじゃなくて…もっと気持ちで繋がりたいって…」
「気持ち…ですか??」
「だって…大地くん、今熱あるのは昨日雨の中、わたしを待ってくれてたからでしょ??」
「知ってたんですか??」
「ごめんね、ずっと知ってたよ。毎日わたしを待ってくれてたこと」
「僕こそごめんなさい…ずっと…その…なんていうか…」
「ストーカーみたい??」
「そっ、そうですよね…ずっと見続けて…」
「ふふ、わたしは嬉しかったからストーカーじゃないよ!!わたしは万引き犯じゃないし、大地くんはストーカーじゃないよ!!でも先生と生徒はイヤかなぁ…」
「えっ??」
「大地くんの…彼女がいいな」
「…………えっ??えっ??」
「こんな変態な彼女イヤ??」
「そっ、そんな…うれしいです…でも…なんかわからなくて…」
「すぐに頭で理解しなくてもいいよ!!でも…」
「でも??」
「明日からは校庭じゃなくて、保健室に来るように!!いいですか??熊野くん!!」
「えっ…いいんですか??」
「いい…じゃなくて来なさい!!」
「あっ、はい、わかりました、先生」
「これ、ふたりだけのヒミツだからね!!」
「先生と…ふたりだけ??」
「そう、ふたりだけのヒミツ」
大地くんは返事はしなかったが、はにかんだ表情で少し俯いた。

「じゃあもう少しゆっくり休んだら帰ろっか」
「はい」
「わたしは向こうで仕事してくるね」

わたしは大地くんの唇に軽くキスしてから、ベッドを抜け出した。
そして軽く手を振りながらカーテンを閉めた…
ホントは襲いちゃいたいけど、風邪なんだからダメ!!とギリギリ理性が働いた…エライ!!わたし!!
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