この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第8章 第三話【波の音】 予感 
 だが、今頃になって、何故亮平がわざわざ幸の前に姿を現したのだろうか。彼と最後に逢ったのはまだ長男の幸太郎が生まれる前のことなのだ。以来四年間、亮平と逢うことはなかった。彼の言うとおり、幸の中で亮平と海辺の小さな家で過ごした日々はもう遠いものとなっていた。
 昨日、久しぶりに貝殻を取りだして眺めるまで、彼のことも記憶の底深くへと沈んでいたのだ。昨日、ふいに貝殻を眺める気になったのは、何かの予兆だったとでも言うのだろうか。
/865ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ