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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第2章 第一話【空の記憶】~運命の嵐~ 
 ただ意識が身体と共に深い水底へと呑み込まれてゆくのは判った。それは、あたかも深い深い底なしの穴に落ちてゆくような感覚だった。
―ああ、どこまでも落ちてゆく。
 そう思った時、視界が闇に閉ざされ、身体ごと意識も暗闇にすっぽりと呑み込まれた。意識を手放す間際、幸の瞼に浮かんだのは船室の窓から見た空の色だった。まるで薄墨を溶いて流したような、不吉な予感に満ちた空の色。
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