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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第11章 第四話【縁~えにし~】 早春賦 
 幸太郎は美登利に引っ張られるように歩いてゆく。それは心ない飼い主に連れられてゆく飼い犬のようにも見えた。幾度も後ろを振り返る幸太郎の眼に涙が浮かんでいた。
 幸もまた込み上げる涙を抑えて、美登利に連れられて廊下を歩いてゆく幸太郎を見送った。やがて角を曲がってその姿が消えると、幸は急に力尽きてその場にうずくまった。
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