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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第11章 第四話【縁~えにし~】 早春賦 
 幸太郎に逢ったのは、つい七日ほども前のことなのだ。あの時、幸太郎は幸と共に帰れない辛さに泣いてはいたけれど、見たところ元気そうだった。一体、あれから何が起こったというのだろうか。
 村の最寄りの駅から一時間半、途中で一度乗り換え、更に汽車に揺られること一時間余りで都市の駅に到着した。幸にとっては通っていた女学校や勤めていた紡績工場、また浩三や子どもたちと過ごした家のある懐かしい場所だ。もう二度と来ることもないと思っていたけれど、また来ることになってしまった。
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