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空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第21章 番外編第三話【秘恋~背徳の恋~】 睡蓮の池
「光円さま、どうか私と―」
 と、ふいに織部が光円の手を取った。
 愕きのあまり声も出ない光円の華奢な手首には、二重になった数珠がかけられている。それは、彼女が仏の道に仕える浄(きよ)らかな尼僧であることを示していた。織部がその細い手首を更に力を込めて握ろうとした時、襖の向こうから聞き慣れた声が響いた。
「庵主さま、お茶をお持ち致しました」
 賄いの老婆とくの声である。聞き慣れたその声に、光円は何故か、心からホッとした。
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