この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
空の記憶~あなたと私と彼、それから~
第22章 番外編第四話【轍~わだち~】 
 寄せては返す波の音が今日もこの浜辺に響いている。
 今度ここに来る時、自分はどうなっているだろうかと思いながら、ゆっくりと乾いた砂を踏む。
 その朝、祖母の家の庭には、淡く色づいた紫陽花がひっそりと花開いていたことを、晶はぼんやりと思い出す。同じように見える紫陽花も昨日よりはほんの少しその色が深まっているのだろうと思った。
 祖母は静かに浜辺に立ち、いつまでも孫娘を見送った。
/865ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ