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第4章 【意のままに踊らされて…】

時間に余裕があっても1分1秒たりとも無駄にはしたくなくて。
ねっとりと絡める舌に角度を変えて堪能し合う。




「もっと舌出して……唾垂らして」




フェラチオもいつもの倍、時間をかけて丁寧に。
睾丸やアナルも遠慮なく攻めた。
可愛い声して喘ぐ一颯くんに、初めて抱いた好きの感情が爆発したあの瞬間に戻った気がしたの。




シックスナインも貪り合ってお互い濡らした。
クンニも一生懸命クリイキさせてくれたね。
どの体位にするのか待ってる姿が可愛らしかった。




迷わず私は四つん這いになってバックをお願いするの。
お互い動けて感じやすいもん。




「一颯くんが一番感じる動きで構わないから」




ギンギンに勃起した肉棒をシコりながら腟内へ挿れてくる。
たくさん濡れたから最初から全部気持ち良い。
がむしゃらに突き上げるだけのピストンじゃない。




「あっ……あっあっ…十和子さん…っ」




いっぱいいっぱいなの？
締め付けてあげるのに腰引かないで。
起き上がって身体を寄せ合えば。
一颯くんの手を引っ張り揺れる胸を揉ませるの。
イキそうな肉棒に苦悶して腰を振る。




「もっとくっついて？キスしよ」




上体を捻らせ舌を絡ませた。
唾液がもっと欲しいから頭を押さえつけて引き寄せる。




「あぁっ……良いよ、一颯くんっ…それ気持ち良い…っ」




「うぅっ……俺も気持ち良過ぎてイキそう…っ」




「一緒にイこう？」




快楽に呑まれて声も出ない、ただ強く頷くキミと初めて越えられた一線。
乳首を愛撫しながら的確に突いてくる。
そう……そうよ。
私の気持ち良いところたくさん教えたでしょ。




「あぁっ……十和子さん、イクよ」




「あぁんっ……きてっ…」




もう戻れなくなるわよ……良いわよね？
あなたが私の中で感じてるこの快楽をその身体に刻みつけるから。
例えどんなにこの先有紗を……他人を抱いたとしても、あなたはこれを越える快楽には出逢えない。




「あぁっ……出るっ」




その瞬間、股の下に手を突っ込んで結合部の先の睾丸を握る。




「あっ……十和子さんっ……あっ…それっ」




「抜かないで……まだ出るでしょ？このまま……全部出しなさい」




「あっ……はっ……うぅっ」