この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
祈り姫 ~甘い香りに惹かれて~
第10章  ~暗闇の誘惑~

「私にとってルカとの出会った思い出は、初めて
あったその日にキスをしちゃうような人。ルカの思い出とは違うけどそれで良いと思う」

「…………そっか、あまり大差ない気もしないではないが」

 サクナは、ん? と、首を傾げケイルを見ると、フッとケイルは笑った。

「それに、こうなる事が必然だったみたいで、ちょっと虚しいかな?」

 世に偶然はなくあるのは必然。

 全ての事が定められたことだとしたら、好きになることすら必然であり、惹かれ合うのも必然。

「運命の出会いみたいでイヤ?」

 サクナは目を見開きケイルを見た。
 至って真面目な顔でソレを言うから驚いた。


「意外、恋に疎い兄様に私の気持ちがわかるんだ」

「…………わかると言うか。それを否定したくなるほど、あいつの事が好きって意味だろ?」


/780ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ